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Instagram、Googleマップの活用による店舗集客力向上施策


2021年5月27日 その他

新型コロナウイルスが蔓延する中、店舗を持つ経営者は今後の経営に不安が募る日々を過ごしている方が多いと思います。そこで、今回はSNSやWEBを用いた店舗集客のコツについてLBPFの佐々木が記事を書かせていただきます。

私はLBPF入社以前、SNSやWEB広告を用いた店舗集客のコンサルティング事業を行っていました。本記事が店舗運営者の方々にとって有益な情報となれば幸いです。

 

1. Instagramは店舗集客に使える

Instagramは今や日本に留まらず、世界中で利用されている巨大SNSの一つです。

Instagramと聞くと、まず思い浮かぶのは”知人/友人とのコミュニケーションツールとして活用されている媒体”というイメージではないでしょうか。一方、皆様も一度は企業が商品をPRするために運用しているSNSアカウントを見たことがあると思います。また、企業やInstagram上で影響力のある個人、通称インフルエンサーが商品を宣伝する光景を目にしたり聞いたりしたご経験があるかと思います。Instagramは日本でも3300万人以上のユーザーが利用するSNSであるため、有効的に活用しますと、多くのユーザーにご自身の運営する店舗を認知させることが可能になります。

 

2. Instagramを効果的に活用するには?

Instagramは多くの企業が運用したほうが良いと認識する一方で、以下の内容に心当たりのある運用者は多いのではないでしょうか。

  • 上司やオーナーにとりあえず毎日投稿して欲しいと言われて運用している。または、部下の方に同様の指示を出している。
  • 投稿を継続しているものの、フォロワー数も増えず効果があるか疑問を抱えている。

確かにInstagramは有益な情報発信の場ではありますが、運用方法を正しく理解しなければ有効的に活用(利益を生む)することはできない媒体となっており、その仕組みを理解した上で論理的な運営を行っていく必要がございます。

事業承継を検討されていらっしゃる経営者で、Instagramを活用した集客力の向上にご興味がある企業様は運用方法も含めてアドバイスさせていただければと考えておりますので、一度当社ホームページよりお問い合わせいただけますと幸いです。

3. Googleマップも店舗集客に使える(MEO対策)

一方、より地域に根差した店舗集客をする際に有効的な施策もございます。それはMEO(Map Engine optimization)対策です。MEO対策とはGoogleマップを用いた店舗集客方法です。

 

4. なぜGoogleマップが使えるのか?

大半の方がGoogleマップを利用されたことがあると思いますが、どのような場面でGoogleマップを利用しますでしょうか?

まず挙げられるのが【目的地検索】です。例えば近くのカフェなどを探す際に【●駅 カフェ】などと検索したご経験があるかと思いますが、これが所謂目的地検索になります。実は、この目的地検索は、今飲食店や美容院などの予約制接客業の集客に大きな影響を及ぼしています。従来は、Googleなどから【●駅 カフェ】などと検索した上で、別サイトから店舗詳細を検索することが多かったかと思います。しかしながら、利用ユーザーにとって、この方法はGoogleを開き、サイトを検索し、その中でお店を更に選ぶというように、複数サイトを遷移する必要があることが欠点でした。

しかし、近年はGoogleマップ内に店舗情報を表示することにより、ユーザーが店の検索から予約、経路探索まで一気通貫で実施できるような設定を行っている店舗が出てきています。

この機能がGoogleマップと店舗集客の相性を良くしているのです。

 

5. マップ上で店舗をアピールすることの優位性

Googleマップ上で店舗情報が表示されるように設定すれば、大量に検索された店舗の中で必然と選ばれる可能性も高くなります。また、記載内容の変更も可能なので、お店やメニュー等の詳しい写真を載せれば更にその可能性が高まります。

Googleマップにはこのような店舗側にとっての便利な機能が備わっていますが、その重要性を理解していない経営者の方も多くいらっしゃいます。

例えば、店舗を検索した際に、店舗の画像ではなく、道路の画像が出てきたというご経験、皆さまも一度はあるかと思います。当然ながら、上記のように、店内、外観、メニューの写真など詳しい情報が掲載されていて、かつ予約情報(電話等)を掲載しているお店にユーザーは足を運びたくなるはずです。

6. MEO対策を行うべき理由

MEO対策が有効な理由は大きく分けて2つあります。

 

1点目は地域に根差した集客ができる点です。Googleマップで店舗を調べる方はGoogleマップの特性上明日、明後日にでもその店舗に行ける距離に住んでおり、かつサービスを活用する意欲の高い方です。

例えば美容院と検索する方は今すぐにでも近くの美容院を予約したい方がGoogleマップを使って店舗を調べます。つまり、目的意識のはっきりした近隣の方にターゲティングできる集客方法の為有効であると言えます。

 

2点目は多額の費用をかけずともアクセスを集めることができる点です。

従来の店舗は予約サイトを活用した方法が主流でした。しかし、これらのサイトは運営側にお金を払えば払う程アクセスが集まる仕組みになっていました。これはお金を払えば払う程有利な方法なためオークションマーケティングと呼ばれています。

つまり、大手が有利な媒体と言えるでしょう。しかし、Googleマップはそうではありません。情報の中身がしっかりとしている店舗や一つ一つの最新記事のクオリティが高い店舗にアクセスが集まる様になっています。つまり、大手も中小企業も関係なくマップ情報の質が良ければお客様の目に触れていただく事が可能です。

 

7. 集客力向上を実現するためのポイント

Googleマップを用いて集客力向上を実現するためには、アクティビティ数を増やす必要があります。

アクティビティ数とは、Googleマップの店舗情報を変更する際に必須のGoogleマイビジネスというサービスから閲覧することができる、”店舗に対してアクティブな行動をした方の合計数値”を指します。

具体的にアクティビティ数値の内訳は以下の通りです。

  1. 画像の閲覧数
  2. webサイトのクリック数
  3. 通話回数
  4. ルート検索数

 

a. 画像の閲覧数について

Googleマップで店舗を調べる際、まず見るのは画像だと思います。ユーザーは内装や外観、メニューなどを見て行くかどうかの判断をしますので、画像の閲覧数は大切な数字と言えます。

 

b. webサイトのクリック数

Googleマップの店舗情報には好きなリンクを1つ貼ることができます。このリンク掲載箇所に予約サイト(食べログなど)や、自社のHPを貼ることで予約の導線づくりが可能になります。webサイトのクリック数が上がる程予約される確率は高まる為、webサイトのクリック数も重要な数値となります。

 

c. 通話回数

予約の電話が大半を占める為、説明不要な重要数値です。

 

d. ルート検索数

実際に来店した数とほぼイコールになるので最も見るべき数値と言えるでしょう。

 

これらの項目を見ていただくと分かる通り、アクティビティ数は顧客が来店していただく際に欠かせない数値を指していることが分かります。

つまり、Googleマップ上のこれらの数字を向上させることが集客力向上の鍵となります。

また、先述の通り、MEO対策を行う上で、まず必要なことがGoogleマイビジネスへの登録です。Googleマイビジネスを登録することでお店の写真や最新情報を詳しく記載することができます。

また、アクティビティ数値を上げる為には写真の掲載や最新情報の更新に加えて周辺の競合店舗の調査やキーワード対策など様々な対策をする必要があります。こちらもInstagram同様、お問い合わせをいただきましたら、ご相談承ります。この機会に店舗経営のオーナー様は、Googleマップの更新について今一度ご確認してみてください。

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LBPF佐々木

大学卒業後、第一生命保険株式会社に入社。
支社管轄、営業職員約300名の成績管理、支社経営企画業務に従事。
その後、個人事業主としてwebコンサルティング業務を行う。
顧客として、ホットペッパーアワード全国1位の大手美容院から老舗時計宝飾卸小売商社、クリニック、建設会社など多くのクライアントに対するwebコンサルティング業務を行い、2021年5月にLBPFに入社。

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